誰でもわかる適格年金移行と退職金対策―もう迷わない！中小企業の実践ノウハウ

近藤 圭伸/荒谷 康文/花野 康成【著】

中央経済社（2004/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 146p／高さ 22cm
• 商品コード 9784502651809
• NDC分類 336.9
• Cコード C2036

内容説明

複雑多岐にわたる退職金制度問題に対処するために、それぞれの専門分野の経営コンサルタントが連携し、４部門構成として記述。さらに、コンサルティングを通じて経営者等から実際に出された疑問に対し、Ｑ＆Ａ形式で解説。退職金制度見直しに関連する税務や会計の問題にも触れている。

目次

第１部　中小企業の退職金制度のこれから（退職金制度の意義と必要性；中小企業の人事制度と退職金制度　ほか）
第２部　適格年金の廃止・移行を含む、中小企業の退職金制度の改革（中小企業における退職金と適格年金の現状認識の必要性；適格年金解約・他の制度への移行は退職金制度の改革をしたうえで）
第３部　退職金・適格年金の会計と税務（まずは退職金の会計と税務を理解しよう；適格年金から移行した場合の会計と税務はどうなるのか）
第４部　適格年金の解約と同時に新退職金制度を構築したコンサルティングの事例（適格年金の解約・他の制度への移行を決定したＡ社の経営環境；新退職金制度構築のステップと実施期間　ほか）
実務でよく聞かれるＱ＆Ａ（退職金制度についての質問；退職金資金についての質問　ほか）

著者等紹介

近藤圭伸［コンドウヨシノブ］
株式会社キャリアブレーン代表取締役。１９８９年青山学院大学経営学部卒業。株式会社デンソー勤務の後、監査法人トーマツのコンサルティング部門で人事・賃金コンサルタントとして、さまざまな業種・規模にわたる企業のコンサルティングを歴任。特にキャリア形成を中核にした人事・賃金制度の設計や組織活性化支援策の実施が豊富。平成１１年に独立と同時に株式会社キャリアブレーンを設立、近年ではキャリア・カウンセリング関連で幅広い活動を展開中。キャリア形成セミナー講師、中小企業大学校登録講師なども務める。さらに、行政が実施するホームレスの再就職支援事業などの公益活動も行う。中小企業診断士／社会保険労務士／プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー

荒谷康文［アラタニヤスフミ］
株式会社キャリアブレーン取締役。オルタナキャリア代表。１９９１年金沢大学経済学部卒業。株式会社スギノマシン勤務の後、監査法人トーマツのコンサルティング部門およびトーマツコンサルティング株式会社で人事・賃金コンサルタントとして活躍。現在、従業員のキャリア形成と企業の人事制度を融合した、日本の新しい人事制度のあり方を多方面に提案。さらに、企業年金制度にも精通し、民間企業や行政で実施される企業年金セミナー講師としても定評がある。プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー

花野康成［ハナノヤスナリ］
有限会社ビジネス・インスパイア取締役社長。花野公認会計士事務所所長。１９８７年愛知大学法経学部卒業。監査法人トーマツで１３年間公認会計士として、上場会社の監査業務、上場準備会社の公開支援業務などに従事した後、平成１３年に独立。近年では経営者のためのセカンド・オピニオン（第２の意見）として、経営者と顧問の専門家の間に加わり、従来とは違った視点から経営の方向を示すコンサルティングを実践している。また、利益とキャッシュのマトリックスから節税戦略を考えるなど、日常感覚から経営者が理解できることを目指した、独自の切り口からコンサルティングも行っている。公認会計士
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感想・レビュー

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[mittya]

結局、中小企業は、401Kの指導とかが不要な中退共が便利なのね。でも、差額の引当金計算が面倒なんですよ。ポイント計算より上振れしても、実際には掛金の減額もできないし。

2017/01/11