内容説明
行商にルーツをもつ商業が店舗商業を生み出し今日の多様化に発展した。商品の流通を担う意味で小売業と卸売業を商業として位置づけ、その経営実態を多面的に分析することにより、商業を変化させる要因、競争に勝ち残る条件、明日の商業の方向を解説する。
目次
商業の生成と商業の概念
現代の商品とマーケティング
流通機構
日本の商業構造
小売業の概念と発展
百貨店
スーパーチェーン
革新的小売業態
中小小売業と商業集積
卸売機構
物的流通活動
日本の流通政策
著者等紹介
宮下正房［ミヤシタマサフサ］
昭和１１年（１９３６年）長野県生れ。早稲田大学商学部卒業、早稲田大学大学院商学研究科退学。流通経済研究所等のシンクタンクを経て、現在、東京経済大学経営学部教授。流通政策研究所、流通経済研究所等団体役員。経済産業省中小企業政策審議会委員等公職多数
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