内容説明
確定拠出年金法と確定給付企業年金法が成立したことにより、企業年金の選択の幅は大きく拡がることになった。本書では、重要な経営課題となった年金制度について、成立した両法の解説に加えて、考えられる主要な選択肢についても解説している。本書は実践で活用できるようにしたものであるが、制度をよく理解することも十分意図して書かれている。
目次
第1部 新しい企業年金制度の考え方(企業年金改革の必要性と見直しの視点;給付建て制度と掛金建て制度;既存の企業年金制度の給付の見直し;確定拠出年金制度;確定拠出年金制度への移行;確定給付企業年金法;適格退職年金制度から確定給付企業年金制度への移行;厚生年金基金制度から確定給付企業年金制度への移行;今後の課題と展望)
第2部 企業年金の基礎知識(退職金制度の基礎知識;退職給付会計の基礎知識;年金現価率の基礎知識;年金財政運営の基礎知識;年金資産運用の基礎知識)
著者等紹介
久保知行[クボトモユキ]
年金数理人。1952年3月愛媛県宇和島市生まれ。1974年3月京都大学理学部卒業。1974年4月住友信託銀行株式会社入社。1987年6月より1年間ハーバード大学国際問題研究所客員研究員。1999年4月より現在まで日本経営者団体連盟環境社会部課長(出向中)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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