内容説明
初学者にとって取りつきにくい経済学を具体的事例から解説しながら、経済分析の基本的手段である需要・供給曲線の考え方を説明。戦後の日本経済の推移を簡潔に整理し、具体的な経済活動を理解するために必要となるマクロ経済学とミクロ経済学のエッセンスを最後にまとめた。本書は具体的な経済問題から理論へ進むことにより、疑問と解答とを結び付けながら学べるよう配慮してある。
目次
第1部 経済学入門(経済現象と経済学;国民所得体系から見た日本経済 ほか)
第2部 第二次世界大戦後の日本(はじめに;1955年以降の日本経済:成長率とI‐Sバランス ほか)
第3部 マクロ経済学入門(総需要の理論と国民所得の決定;消費・投資および利子の理論 ほか)
第4部 ミクロ経済学入門(消費の理論;企業と生産の理論 ほか)