内容説明
本書は、現代経済学の共通分母ともいうべき基本理論を、正確に、しかも経済に興味を抱く人ならだれもが理解しうるよう、わかりやすく解説する。そのため、数式の使用を必要最小限にとどめ、文章と図表、数値例にもとづき、基本的な経済理論をできるだけ具体的にやさしく説明する。さらに、理論のたんなる解説にとどまらず、経済の現実に即した解釈を心がけ、「経済理論の実際的意義をはっきりさせること」をめざしている。
目次
第1部 序編(経済と経済学;需要と供給 ほか)
第2部 マクロ経済学の基礎(総需要と決定要因;国民所得の決定と変動 ほか)
第3部 ミクロ経済学の基礎(家計の消費行動と労働供給;企業の供給行動と要素需要 ほか)
第4部 応用編(総需要・総供給と物価;インフレーションと失業 ほか)