内容説明
日本の学生のためのミクロ経済学の教科書として書かれている。中学レベルの数学の知識があれば理解できるように説明がなされている。所々にコラムを設け、高校数学で理解できる問題を論じている。標準的な問題をほとんど網羅し、重要で理解しにくい問題は異なった方法で説明している。ゲーム論を導入し、日本的な思考も取り入れた分析を展開している。小見出しを活用し、それを見ただけで、論じられることがほぼ判るように工夫している。本書に登場するすべての経済学用語に英訳を付している。
目次
第1章 ミクロ経済学の考え方
第2章 消費者行動
第3章 消費者の需要曲線
第4章 企業行動
第5章 企業の費用曲線と供給曲線
第6章 完全競争市場の均衡
第7章 派生需要と生産要素市場
第8章 多期間資源配分
第9章 一般均衡論
第10章 不確実性と情報
第11章 外部性と公共財
第12章 不完全競争
第13章 ゲームの理論
第14章 個人合理性と公共性