内容説明
経済学が対象とする主要な経済課題の中で、失業問題が近年再び重要性をもち始めた。失業の発生原因は複数要因からの複合体であり、その構成を明確に提示することは困難である。しかし失業問題は雇用問題と同義であり、その解消策は雇用拡大策でもあるため、失業問題のための新たな施策が必要になってくる。本書は、このような失業現象をオーストラリアを対象として解明する。
目次
序章 オーストラリアの失業問題について
第1章 経済変動と構造変化
第2章 マクロ経済と労働市場
第3章 長期失業の推移
第4章 失業の理論
第5章 失業の動態理論
第6章 労使関係制度の変化
第7章 労働生産性の動向
結章 オーストラリアの失業変動について
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