内容説明
「生活福祉」とは、「いつでも、どこでも、誰にでも、そしてどのようにでも使用、利用できる福祉」と定義したいと考えます。より抽象的にいえば、「日常性、ユニバーサル性、選択性、自在性」を生活福祉を規定し成立させるそれぞれの要素と考えています。本書では、キー概念にこの「生活福祉」を据え、これを新たな市場創造を考える研究の根底に位置づけました。
目次
序章 円熟社会(メロウソサエティ)への助走
第1章 2010年の消費社会―円熟社会(メロウソサエティ)への移行
第2章 現代の生活者欲求と高齢化の進展
第3章 「福祉」から「生活福祉」へのパラダイム転換
第4章 「生活福祉」型市場の創造
第5章 ケーススタディ=「生活福祉」型商品・サービスの展開
補章 これまでの高齢者福祉サービスに関する法律・制度などの経緯
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