出版社内容情報
成果主義は、批判する時代から味方にしてキャリアアップする時代へと移っている。会社員が企業で生き残り、キャリアアップするための方法を人気人事コンサルタントが明かす。
内容説明
成果主義人事制度に対するさまざまな問題点や失敗例が大きく報じられるにしたがい、「セイカシュギ批判」が隆盛をきわめている。本書は、改善の余地があるにせよ成果主義の流れが変わらない以上、企業で働く社員がとるべき対処法を5つのステップ100の項目に分け、成果主義を踏み台にして自らの価値を高めていく方法を紹介する。
目次
1 まず時代の流れと人事のしくみを正しく理解する(成果主義、八割の企業が導入済み;給与を上げるには生産性を高めるしかない ほか)
2 自社と自社の制度を正しく理解する(隣の芝生は青く見える;自社の財務分析をしてみる ほか)
3 成果主義人事において自らの評価を高める(成果主義と能力主義は違う;成果主義を前向きに捉えよう ほか)
4 リストラにも動じない実力をつける(給与の高い人ほど要注意;会社は給与以上に働く社員を辞めさせない ほか)
5 実際に社外へ出て成功する(転職できない人;年代別・転職の考え方 ほか)
著者等紹介
山口俊一[ヤマグチシュンイチ]
現在、株式会社新経営サービス人事戦略研究所所長。経営コンサルタント。1968年生まれ、大阪府出身。中小企業から上場企業までに対するコンサルティング、講演、執筆活動を中心に活躍している。成果主義をベースにした独自の発想と企業の実状に沿った指導には定評がある。主なコンサルティングテーマは人事・賃金制度構築、組織運営、人材採用支援、など
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