内容説明
非連続の環境変化をいかにして乗り切るべきか、の方向を見いだせない経営者は少なくない。さらに、経営者がコンサルティングの受け入れを躊躇してタイミングを逸し、釣瓶落としに業績悪化が加速し、遅きに失する事例は多い。こうしたコンサルティング活動の現場からの問題意識として、コンサルティングの機会を持つことの少ない中小・零細企業の再生支援に銀行員の役割が非常に大きく、かつ期待できるのではないかと考えた。本書は、中堅・中小企業、とくにオーナー経営体の再生支援に活用されることを期待し、知識に偏らず、サポートの実際にすぐ役立つことを狙っている。
目次
第1部 経営実態の把握(経営環境の把握―環境変化と業種特性;決算書を読みきる―収益構造と財務体質の評価;本業で生き残れるか―事業・経営機能の評価;見えない経営資源を評価する―組織マネジメントの評価 ほか)
第2部 中期経営改善計画書の策定(工事業A社(設備工事)の事例
サービス業B社(温泉旅館)の事例
卸売業C社(医薬品卸)の事例
製造業D社(食品メーカー)の事例 ほか)
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