出版社内容情報
人々の生活の質的な豊かさである「ウェルビーイング」の向上を政策目標とする動きが活発化している。多角的な分析手法や事例を通して、評価・指標化のための方法を考察する。
【目次】
内容説明
ウェルビーイングの指標として広く用いられている幸福度に着目し、人々がどのような要因から幸福を感じるのか、または幸福ではないと感じるのか、これまでの既存研究での議論をもとに、新たな分析を加味した実証研究事例を紹介する。ウェルビーイングを維持、向上させるための手段として、現実の政策課題や、組織内での取り組み、開発途上地域での対応など、ウェルビーイングに関する施策を行う上で参考となる分析事例を紹介する。
目次
序章 ウェルビーイングの必要性と政策活用へ
第1章 ウェルビーイング指標の政策利用―有用性と懸念への対処
第2章 「幸福の効率性」の決定要因―Beyond GDPの観点から
第3章 脱物質主義による世界の幸福格差の緩和への役割―Gallup World Pollデータによる証明
第4章 身近な緑と生産性の関係性
第5章 ウェルビーイングと孤独感
第6章 就労環境、不妊治療とウェルビーイング
第7章 災害後の人工資本への再投資が被災地域のウェルビーイングに与える影響
第8章 競争による感情の変化と組織パフォーマンスに与える影響に関する分析
第9章 パナマにおける断水とその家計所得、失業への影響
著者等紹介
馬奈木俊介[マナギシュンスケ]
九州大学大学院工学研究院教授。同学都市研究センター長、ユヌス&椎木ソーシャル・ビジネス研究センター長。1975年生まれ。九州大学工学研究科修士課程修了。米国ロードアイランド大学博士課程修了(Ph.D)。サウスカロライナ州立大学、東北大学などを経て、現職。経済産業研究所ファカルティフェロー、日本学術会議会員を兼任。日本学術振興会賞受賞。学術誌Economics of Disasters and Climate Change編集長、IPCC代表執筆者、IPBES総括代表執筆者、国連「新国富報告書」代表、環境経済・政策学会会長。世界最高峰の研究者としてクラリベイト高被引用論文著者に選出。aiESG代表、ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアム理事長。専門:都市工学、経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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