出版社内容情報
宗教(特に仏教)の社会的役割や機能を踏まえた上で、宗教法人の経営上、税務上、法律上のポイントを解説。宗教観をビジネスにどう生かすかについて、その本音を分析し言及。
【目次】
内容説明
宗教は、それぞれの成立時の時代背景や民族的慣習に根差しつつ、時代や地域を越えて少しずつ変容し、教義や実践の形式が成熟してきたものです。本書では、この宗教(本書ではとりわけ仏教)の社会的役割や機能を踏まえた上で、運営上、税務上、法律上のポイントを解説しています。あわせて、宗教観をビジネスにどう生かすか、本音(ほんね)を分析し、探求しています。宗教法人に関わるすべての人におススメしたい1冊です。
目次
第1章 仏教にみる宗教の社会的機能と役割(古代インド社会の構造;仏教とは;仏教の社会的影響;仏教の拡大とアショーカ王の福祉政策;日本における仏教の受容と社会的展開;展望:仏教の社会的機能と現代への示唆)
第2章 お寺にみる宗教法人の経営と実務(宗教法人の1年―幸教寺を例に;宗教法人をめぐるステークホルダー―関係性の再構築と現代の寺のあり方;宗教法人運営にかかわる法制度の整理―宗教法人法と現場感覚の交差点;宗教法人と税務―信仰と財務、その交差点で考える;宗教法人の可能性を広げる広報と共感の技術―「伝える」から「伝わる」へ;宗教法人の運営体制と持続可能性―「つづける」ことが信頼を生む;宗教法人のこれから―社会の中で期待される役割:還元と未来への信頼構築)
第3章 宗教法人にかかる税金はどんなもの?(宗教法人にかかる税金の考え方・整理;宗教法人の課税関係;宗教法人と源泉徴収;宗教法人と消費税;宗教法人と不動産関連の税制;宗教法人と税務調査対応;実際にあった事件から学ぶ税務調査の厳しさ;宗教法人の提出書類)
第4章 お寺にみる宗教法人のトラブルと法務Q&A(近隣トラブル;相隣関係;波紋;不法駐車;誹謗中傷;墓地使用料・管理料;合併;外国での布教活動;外国の招聘;刑事)
第5章 ビジネスに生かしたい宗教の本音(本音に踏み込む宗教観;内面と向き合うための手段としての宗教;ビジネスへの宗教観の応用;本音を創出する「遊び」とは;ITで遊び、本音を体現する;「利益」と「ご利益」―本音に立ち返るビジネスの原点)
著者等紹介
石原政洋[イシハラマサヒロ]
幸教寺 住職。1987年、大阪府出身。高校在学中に得度。龍谷大学仏教学科卒業。2013年、浄土真宗本願寺派幸教寺住職就任。2020年、本堂を開放したココロとカラダのお悩み相談所を開設。2021年、社会的処方をテーマとした「100歳まで歩いて通えるお寺プロジェクト」始動。2022年、生野区においてまち歩きイベント多数開催。2024年、一般社団法人「歩っとこもんず」代表理事に就任
蔵重篤史[クラシゲアツシ]
税理士。2013年9月、蔵重税理士事務所開設。2015年9月、相続に関する一般社団法人明生会~縁満~設立、代表理事就任
別所大樹[ベッショダイキ]
堺筋本町法律事務所 弁護士。顧問業務のほか、相続トラブルや不動産トラブル中心に、民事から刑事まで幅広い案件を担当
増田拓也[マスダタクヤ]
弁護士法人色川法律事務所 弁護士。紛争処理のほか、宗教法人に対するネット誹謗中傷などの新しい問題に取り組んできた
福田優二[フクダユウジ]
弁護士法人黒田法律事務所 弁護士。2017年より台湾在住。2021年から2025年までは上海事務所の代表も兼任し、数多くの台湾案件・中国案件を取り扱ってきた
山田将人[ヤマダマサト]
大阪府立生野高校、静岡大学卒。大学卒業後、株式会社バイナルにてシステム導入・開発を担当。独立後はスタートアップや年商50億超の企業と契約。街づくりや音楽絵画などの活動や、お寺に居を移して宗教への理解を深めた経験を持つ。現在は「チャオ・システム」として、「本音」を起点にAI/ITで事業成長を支える外部CTOとして伴走している。寺フォーマー代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



