出版社内容情報
財務諸表の基礎から始まり、財務諸表分析、企業価値評価の考え方と具体的な手法、コーポレートファイナンスが学べる、会計(財務諸表)とファイナンスをまとめた大学教材。
【目次】
内容説明
会計とファイナンスに橋を架ける。第1部では、貸借対照表、損益計算書に代表される財務諸表の基礎的な理解を進めることからスタートし、第2部では、財務諸表を用いて収益性、効率性、安全性などを評価する財務諸表分析の手法を学びます。第3部では、企業価値の構成要素に始まりDCF法、マルチプル法という代表的な企業価値評価の方法を学びます。第4部では、事業投資、資金調達・資本構成、株主還元の意思決定という企業の財務的意思決定を扱うことで、コーポレート・ファイナンスの理論を学びます。本書では内容の理解が進むように、理論的な説明に加えて、実際の企業の例を紹介するよう心がけています。大学教育、さらにはMBAでの演習や企業研修において、会計とファイナンスをつなぐ有益な教育教材としての役割を果たすことをめざしています。
目次
第1部 財務諸表(貸借対照表の構造;損益計算書の構造;さまざまな財務情報)
第2部 財務諸表分析(収益性分析;効率性分析;安全性および成長性の分析)
第3部 企業価値評価(企業価値評価の概要とマルチプル法の実践;インカムアプローチの概要と割引率の推定;DCF法による企業価値評価の実践)
第4部 コーポレート・ファイナンス(コーポレート・ファイナンスの概要と事業投資の意思決定;資金調達・資本構成と株主還元の意思決定)
著者等紹介
中野誠[ナカノマコト]
1995年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。現在、一橋大学大学院経営管理研究科教授。株式会社アバントグループ社外取締役
〓須悠介[タカスユウスケ]
2015年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。現在、一橋大学大学院経営管理研究科准教授。以下の業績により、2024年横浜国立大学優秀研究者賞受賞
調勇二[シラベユウジ]
2018年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。現在、成蹊大学経営学部准教授
吉永裕登[ヨシナガユウト]
2018年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。現在、東北大学大学院経済学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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