出版社内容情報
少子化、生成AIの実用化、教員の不足や働き方改革など、小手先では対応できない私学の課題を、企業のマネジメント手法を援用して新たな組織につくり替える道筋を提案する。
【目次】
内容説明
私学を取り巻く環境がこれまでとは比較にならないスケールとスピードで変わろうとしている。具体的には、少子化の進行、生成AIの実用化、教員不足の深刻化、学校における働き方改革、教育の質的転換などで、いずれも小手先の対策では対応できない課題ばかりである。私学が環境変化に立ち向かい、課題を解決するキーワードは「人」と「組織」である。「人」と「組織」は経営管理の根幹であり、企業ではさまざまなマネジメント手法や管理ツールを開発し、活用しているが、これらは学校には馴染まないとされてきた。本書は、「学校と企業は違う」という既成概念の打破に挑戦し、企業のマネジメント手法を援用して、「鈍重で硬直的な組織」を「俊敏でしなやかな組織」につくり替える道筋を提案する。
目次
第1章 学校組織の特性―その不思議なメカニズム
第2章 教員の就業管理―働き方改革の第一歩
第3章 教員の賃金制度―年功序列型からの脱却
第4章 戦略的に動く組織―組織を動かす将来ビジョン
第5章 戦略を実行する組織―人事評価の正しい使い方
第6章 パフォーマンスを最大化する組織―心理的安全性の高い職場づくり
第7章 生成AIをマネージする組織―AI教育変革への対応
著者等紹介
竹内祐二[タケウチユウジ]
1956年大分県生まれ。株式会社ダイエー、株式会社日本総合研究所を経て、2012年学校法人山脇学園入職。日本総合研究所では、主席研究員として主に上場企業に対する経営戦略立案およびマネジメント改革のコンサルティング、教育機関に対する構造改革支援コンサルティングを実施。山脇学園では、法人事務局長として“日本一ホワイトな学校”を目指した働き方改革や、ICT教育を推進。現在、同学園理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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