出版社内容情報
国際会計の動向やIFRSの考え方が学べるテキスト。第3版では、2024年に公表されたIFRS第18号「財務諸表における表示および開示」等をフォロー。
内容説明
本書は、会計基準の理論的な背景と、実務に即したケーススタディ等により、国際会計の動向やIFRSの基本的な考え方を理解するのに最適な1冊です。「会計のグローバル化が既定路線である」中で、「国際会計を学んであるべき会計を考える」という問題意識にたって執筆されています。近年、企業活動は着実にグローバル化しています。会計が情報利用者の意思決定に役立つ情報を提供するものであるためには、企業の情報利用者に対して、企業活動の実態を表示しなければなりません。このような会計基準はどうあるべきでしょうか。これらの問題に対し、本書によって会計基準の国際的収斂問題やIFRSの考え方を学び、グローバルな視点から会計の将来(課題)を考えてみましょう。第3版では、2024年にIASBから公表されたIFRS第18号「財務諸表における表示および開示」をフォローするとともに、解説を充実させたほか各データをアップデートしています。
目次
1 多国籍企業の出現と国際会計
2 会計基準の国際的調和と限界
3 会計基準の国際的収斂の動向
4 IFRSの基礎的特徴
5 財務諸表の表示および開示
6 収益認識の会計
7 金融商品の会計
8 棚卸資産の会計
9 有形固定資産の会計
10 リースの会計
11 無形資産の会計
12 減損の会計
13 退職後給付の会計
14 引当金の会計
15 法人所得税の会計
16 企業結合の会計
17 連結財務諸表の会計
18 のれんの会計
19 外貨換算の会計
20 セグメント報告の会計
著者等紹介
向伊知郎[ムカイイチロウ]
愛知学院大学経営学部教授。1990年南山大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。2001年愛知学院大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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