出版社内容情報
経営者の視点で書かれた国際経営のテキスト。「国際経営とは何か」から始まり、国際経営で必要とされる個別テーマを章として、学習のポイント、キーワード、章末問題から構成。
内容説明
本書は「経営者の視点で書かれた国際経営のテキスト」です。企業の国際化を理解するにあたっては、輸出入やマーケティングなどの事業戦略と同時に、海外子会社を有する多国籍企業に代表される経営上の視点も必要です。しかしながら、国際経営とは、多国籍企業の経営者として考えること(国際経営)なのか、ビジネスの延長線上の海外展開として取り組むべきこと(国際ビジネス)なのか。本書では、経営者に視点をおいて、経営者として理解すべきテーマを取り上げています。本書は、国際経営を学ぶにあたって必要な15の観点を章構成として、「学習のポイント」、「キーワード」、「章末問題」、「より深く勉強したい方へ」から成り、学生が意欲をもって学習できるように心掛けました。
目次
第1章 国際経営とは何か
第2章 企業を取り巻く外部環境
第3章 企業の経営戦略
第4章 海外市場への参入
第5章 組織体制とマネジメント・コントロール・システム
第6章 国際人的資源管理
第7章 グローバル・サプライチェーン・マネジメント
第8章 技術戦略
第9章 財務戦略
第10章 法務戦略
第11章 ガバナンス
第12章 気候変動と国際経営
第13章 異文化経営
第14章 ダイバーシティ・マネジメント
第15章 国境を越えた経営を目指して
著者等紹介
三浦佳子[ミウラヨシコ]
長崎県立大学経営学部准教授。博士(経営学)。2020年兵庫県立大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。公益財団法人太平洋人材交流センターでの発展途上国の人材育成支援、神栄株式会社での経営戦略や新規事業立ち上げなどを経て、2021年より現職。専門は異文化経営論、中小企業論
森内泰[モリウチヤスシ]
長崎県立大学経営学部講師。博士(経営学)。2022年岡山大学大学院社会文化科学研究科博士後期課程修了。日本貿易振興機構(ジェトロ)、中小企業庁での企業の海外進出支援、両備ホールディングス株式会社での海外直接投資等の事業経験を経て、2022年より現職。専門は国際経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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