内容説明
M&A・組織再編成の実務に携わる税理士、公認会計士、企業経営者、事業会社の税務担当の方々のためのM&Aの税務とグループ内組織再編成の税務を一冊で把握できる本。M&Aとグループ内組織再編成における税務の全体像を整理し、具体的な事案に当てはめて検討できるように構成。M&Aの手法別、当事者(売手、買手、売手の株主等)別に、税務上の取扱い(所得税、法人税、地方税、消費税等)を整理。各手法の特徴を比較して、スキーム選定における重要な着眼点を解説。グループ内組織再編成の税務で陥りやすい落とし穴を「大誤算!」として取り上げ、そこから得られる「教訓」を紹介。
目次
第1章 M&Aの手法と税務(スキーム検討の着眼点;M&Aに関連する税制の基礎知識;株式譲渡によるM&Aの税務;事業譲渡によるM&Aの税務;会社分割によるM&Aの税務;株式交換によるM&Aの税務)
第2章 グループ内組織再編成の税務(組織再編成の類型と活用例;適格判定;繰越欠損金の取扱い;特定資産譲渡等損失の取扱い;欠損等法人の欠損金の繰越しの不適用 ほか)
巻末資料 組織再編成の手法別適格要件
著者等紹介
佐々木みちよ[ササキミチヨ]
税理士 佐々木みちよ税理士事務所所長。早稲田大学大学院法学研究科修了。組織再編税制やグループ通算制度を中心とした企業税務に関するアドバイザリー業務に従事するほか、税務専門誌への寄稿、税理士及び事業会社経理・税務担当者に対するセミナー講師を行う
齋藤洋祐[サイトウヨウスケ]
税理士 あいわ税理士法人 シニアマネージャー。2016年あいわ税理士法人入所。中小企業から上場企業まで幅広い企業に対して組織再編成に関する各種アドバイザリー業務を中心に行うほか、2022年より、あいわ税理士法人の組織再編室長を務める。クライアントに対するサービス提供だけでなく、所内の組織再編成業務全般に係る品質管理にも重点を置いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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