出版社内容情報
IFRSの基本的な考え方・全体像を体系的に解説した、IFRSテキストの決定版。第8版では、IFRS第18号「財務諸表の表示及び開示」の改正等をフォロー。
内容説明
本書は、IFRSの基本的な考え方に重点を置き、その全体像を体系的に解説している。これからIFRSを学習しようという方のみならず、実務家や会計専門家に対しても、IFRSの相対化や、IFRSの問題点の考察に役立つように、IFRSの基本的な考え方やその背景などに着目している。第8版では、2024年4月公表のIFRS第18号「財務諸表の表示及び開示」やその公表に伴うIAS第7号「キャッシュフロー計算書」やIAS第8号「財務諸表作成の基礎」の改正など、2024年11月までのIFRSの動向や各種改訂をフォローしている。各章末の練習問題で理解度の確認ができる、IFRSテキストの決定版。
目次
第1部 総論:IFRSの考え方(IFRSとは何か;概念フレームワーク(1)―財務報告とその目的
概念フレームワーク(2)―財務諸表の構成要素とその認識・測定
IFRSの考え方とその背景(1)―企業価値評価モデルによる考察
IFRSの考え方とその背景(2)―資産負債アプローチと包括利益)
第2部 各論:IFRSの解説(IFRSによる財務諸表;IFRSによる営業活動の会計;IFRSによる固定資産の会計;IFRSによる金融商品の会計;IFRSによる組織再編の会計;IFRSによる持分投資の会計)
著者等紹介
秋葉賢一[アキバケンイチ]
1986年横浜国立大学経営学部卒業、同年英和監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所、1998年朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)社員、2007年あずさ監査法人(現有限責任あずさ監査法人)代表社員、2009年早稲田大学商学学術院大学院会計研究科教授、現在に至る。この間、2001~2009年に企業会計基準委員会(ASBJ)の専門研究員(2007~2009年は主席研究員)、2009~2015年に公認会計士試験委員、2019年から国税審議会委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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