内容説明
技術の多様化・国際化の時代。各企業にとって独自技術の開発とその管理は最重要事項です。それを権利として独占的に認め保護するのが特許権です。本書は、特許権を解釈し管理するために必要な事項を重点的に取り上げ、それも論点が明確になる「特許の争い」から逆説的に、特許問題の実像をとらえることを試みたものです。
目次
第1章 何のために特許をとるのだろうか
第2章 こうすれば特許は無駄にならない
第3章 発明とはなんだろう
第4章 動かないものでも発明か
第5章 完成していなくとも発明か
第6章 発明は新しいか
第7章 古くなってしまった発明
第8章 進歩している発明であること
第9章 発明は誰のものか
第10章 特許権はどのように解釈すればよいか
第11章 敵の特許はこうしてつぶそう
第12章 特許とトレードシークレット