出版社内容情報
リスクマネジメントの全体を踏まえた上で、企業内保険リスクマネージャーのあり方と業務内容を解説。事業会社がリスクマネジメント体制を構築するための実務ポイントに言及。
内容説明
最先端の実務を収録!三菱重工業/旭化成/クラレ/キリンホールディングス/石油資源開発/住友商事/三井物産。現場ベテラン担当者が語る保険リスクマネジメントの実践知!企業に求められる自律的な保険リスクマネジメント推進に必携の実務書!
目次
第1章 日本企業を取り巻く環境変化と企業リスクマネジメントの役割(企業リスクマネジメントへの関心の高まり;企業リスクマネジメントの手法;企業リスクマネジメントの沿革;日本企業を取り巻く環境変化;企業の保健購買とリスクマネージャーの役割)
第2章 リスクマネージャーの仕事の概要(事業会社におけるリスクマネージャーとは;日本の事業会社におけるリスクマネージャー増加の背景;リスクマネージャーの役割;リスクマネージャーの仕事;リスクマネージャーに必要な素養;リスクマネージャーのキャリアパス;リスクマネージャー同士の横連携の重要性)
第3章 保険リスクマネージャーの実務(各論)(三菱重工業;旭化成;クラレ;キリンホールディングス;石油資源開発(JAPEX)
住友商事
三井物産)
著者等紹介
柳瀬典由[ヤナセノリヨシ]
慶應義塾大学商学部教授。1998年一橋大学商学部卒業、2003年一橋大学大学院博士後期課程修了、博士(商学、一橋大学)。東京経済大学、東京理科大学の教授を経て、2019年より現職。2009年‐2011年University of South Carolina(米国)客員研究教授、2015年公益財団法人損害保険事業総合研究所理事、2018年‐2020年文部科学省大学設置・学校法人審議会(大学設置分科会)専門委員(経済学)、2021年公益財団法人東京経済研究センター(TCER)フェロー、2023年公認会計士試験の試験委員(経営学)、慶應義塾保険学会常務理事
芦原一郎[アシハライチロウ]
弁護士法人キャストグローバル弁護士。ニューヨーク州弁護士。2020年から弁護士法人キャストグローバルで日本法・NY法に関する法律業務(経営、規制対応、訴訟、労働法、保険法、金融、コンプライアンス、リスク管理、民暴対策など)。1995年弁護士登録(47期)、森綜合法律事務所(現・森・濱田松本法律事務所)の後、約20年の社内弁護士(日米欧金融機関など)経験。司法試験委員(労働法)。早稲田大学法学部、ボストン大学LL.M卒業
増山啓[マスヤマケイ]
三菱重工業株式会社事業支援総括部事業リスク管理部リスクマネジャー。大学卒業後2000年に東京海上火災保険(現・東京海上日動火災保険)に入社、国内大手電機・自動車メーカー等の企業保険営業を担当したのち、気候変動と自然災害リスクの研究業務、ニューヨークにて米国大企業の財物利益保険のアンダーライティング(保険引受業務)に従事。その後2014年よりチューリッヒ保険会社にて国内大企業の財物利益保険のアンダーライティングを担当、2017年4月より現職。三菱重工グループの約350社を取り纏めたグローバル保険プログラムを担当。金融庁主催「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議」メンバー、被保険者団体PARIMA Japanボードメンバー
三輪剛[ミワタケシ]
旭化成株式会社経理・財務部 保険・リスクマネジメントグループ長 リードエキスパート(保険リスクマネジメント領域)。1989年大阪市立大学(現・大阪公立大学)経済学部卒業。旭化成工業株式会社(現・旭化成株式会社)入社。以降、主に経理・財務部門や石油化学部門に所属。2019年より現職。2021年ARM(米国リスクマネジメント士)、2023年CPCU(米国認定損害保険士)を取得
松澤さやか[マツザワサヤカ]
株式会社クラレ元総務・人事本部総務部主管。主な業務内容は保険リスクマネジメント、オフィス防災、海外リスク管理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kakoboo
shomma
-
- 電子書籍
- たった18単語! 読むだけで英会話脳に…