出版社内容情報
企業価値を測定する指標の1つである「PBR」がにわかに注目されています。昨今耳目を集める「PBR1倍割れ問題」をふまえ、本書では企業が株式市場における企業価値を中長期的に向上させるためのアクションを考え、その実現の手段としてM&Aやスピンオフの有効性を解説します。
目次
第1章 「PBR1倍割れ」の基礎知識
1 オーガニックグロースとインオーガニックグロース
2 企業価値を測定する指標
3 ROEの向上とPBRとの相関関係
4 PBR1倍割れ企業が存在する3つの理由
5 PBR1倍割れの先にある落とし穴
第2章 「PBR1倍割れ」から見える日本企業の現状
1 株式市場の動向とPBR、ROEの国際比較
2 セクターで異なる「PBR1倍割れ」
3 東証の要請がM&Aの増加をもたらす
第3章 日本企業に求められる価値観の転換
1 企業が目指す価値と市場が求める価値
2 「総合○○業化」の罠
3 コングロマリット・ディスカウントを克服したディール事例
第4章 PBR1倍超のための処方箋
1 PBRの分解による課題の見える化
2 ROEの向上とM&Aの活用
3 PERの切り上げ:市場の期待を呼び覚ませ
4 改革の現在地:どこまで進んだか?
第5章 PBR1倍超のためのコミュニケーション強化
1 市場で自社を「発見してもらう」
2 日米の地域金融機関の比較~管理会計の重要性
3 株主還元は市場へのメッセージ
第6章 アクティビストが起こす変化
1 変わるアクティビストの姿
2 アクティビストの行動と企業の行動変容
3 M&Aとスピンオフ:外圧は変化の第一歩
第7章 上場の戦略的再考
1 上場維持は多大な経営資源を要する
2 上場維持とM&Aの受け入れ
3 市場移行は撤退にあらず
内容説明
企業価値を測定する指標の1つである「PBR」がにわかに注目されています。昨今耳目を集める「PBR1倍割れ問題」をふまえ、本書では企業が株式市場における企業価値を中長期的に向上させるためのアクションを考え、その実現の手段としてM&Aやスピンオフの有効性を解説します。
目次
第1章 「PBR1倍割れ」の基礎知識
第2章 「PBR1倍割れ」から見える日本企業の現状
第3章 日本企業に求められる価値観の転換
第4章 PBR1倍超のための処方箋
第5章 PBR1倍超のためのコミュニケーション強化
第6章 アクティビストが起こす変化
第7章 上場の戦略的再考
著者等紹介
守山啓輔[モリヤマケイスケ]
1990年、国内大手銀行に入行し、調査・経営企画業務に従事。2005年に国内大手証券会社に移り、銀行セクターの株式調査に従事。その後、外資系証券会社にて、銀行、ノンバンク、決済関連フィンテック企業の株式調査に携わり、クロスセクターリサーチに強みを発揮。また、大手信用保険会社の日本拠点における引受責任者として経営に携わり、事業基盤の拡大をリードした経験も持つ。2020年2月より、金融機関、フィンテック企業、事業法人の金融部門に対し、戦略立案やM&A、海外進出や経営統合支援等に関するアドバイザリー事業に従事。また、経営層向けにマンスリー・セミナーをオンラインで行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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