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内容説明
2024年は変革の始まりの年です。報酬の同時改定の年です。新しい医療計画も始まります。医師の働き方改革が本格化します。コロナ禍は医療経済の視点で看過できない課題(応召義務の形骸化、役割分担の欠如、低すぎる給与など)を浮き彫りにしました。賃上げは未来への投資であり、同時に生産性を上げていく必要があります。上記等を踏まえ、中期計画を策定することが病院経営を行う上で必須となります。国力衰退にともない、診療報酬はますます余裕を失っています。イノベーションが妨げられ、超高齢社会の不安は募る一方です。「未来病院」には斬新で大胆な経営革新が求められます。組織や意識も根本的に見直し、生き残っていかなければなりません。
目次
第1章 消滅する病院、生き残る病院(2024年診療報酬改定について;「未来病院プロジェクト」とは何か;未来病院で役立つAI情報)
第2章 コロナ禍で顕現した「未来病院」(コロナ禍で顕在化した医療の課題;日本型マネジメント組織の限界;役割分担ができない地域医療 ほか)
第3章 未来病院プロジェクトの展望(ロボット・ICT・AIの業務効率化;マクロ経済の中の医療経済;孤立・孤独の社会問題にどう取り組むのか ほか)
著者等紹介
牛越博文[ウシコシヒロフミ]
慶應義塾大学経済学部卒。日本生命保険相互会社に入社後、ドイツ、オーストリア、イギリス駐在中に医療・介護関連の調査に携わる。日本生命退社後、厚生労働省所管(当時)の研究機構等に属しながら、中医協・診療報酬改定関連業務担当、早稲田大学エクステンションセンター講師を務め、テレビ朝日『ニュースステーション』(当時)等に出演。社会医療法人の経営企画部長、有限責任監査法人トーマツ(デロイトトーマツ)を経て、現在、医療経済・経営研究者、東京都登録講師派遣事業講師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。