内容説明
組織をコントロールするためにアイデンティティが果たす役割とは?テレワーク導入、転職・中途採用の増加、人的資本経営の実践、M&A等により労働者を取り巻く環境が変貌している中で、組織構成員のアイデンティティ(帰属意識)が企業行動に及ぼす影響を解明。
目次
序章 組織をいかにコントロールするか
第1部 分析の準備と予備的考察(先行研究の整理―本書の研究手法と研究対象の明確化;組織コントロールにおける業績評価の役割)
第2部 伝統的マネジメント・コントロール理論の拡張(マネジメント・コントロールの拡張可能性;アイデンティティとマネジメント・コントロール・パッケージ)
第3部 拡張されたマネジメント・コントロールのもとでの組織設計(マルチタスクと複数業績指標;目標決定権の分権化;固定給か業績連動給か)
終章 業績管理会計理論の再構築―人が主役の管理会計
著者等紹介
若林利明[ワカバヤシトシアキ]
岡山県出身。2009年早稲田大学商学部卒業。2020年上智大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



