出版社内容情報
「人事管理は従業員の人脈形成に影響を与えるのか」という問いに、HRMが職場のソーシャル・キャピタル(社会関係資本)に与える影響について様々なデータを用いて解明。
内容説明
人事管理は従業員の人脈形成に影響を与えるのか。ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)という概念を用いて、人的資源管理が職場の人間関係に与える影響を解明した労作!
目次
第1章 企業内のソーシャル・キャピタルを創る―関係性のマネジメント
第2章 既存研究の検討
第3章 ソーシャル・キャピタルの規定要因としてのHRM
第4章 ソーシャル・キャピタルの形成に関する事例研究―化学メーカーA社、X事業部の事例
第5章 2つのソーシャル・キャピタルとテレワークおよび組織市民行動
第6章 高業績ワークシステム(HPWS)とHR柔軟性がソーシャル・キャピタルに与える影響―上場企業121社を用いた実証分析
第7章 日本の人事部門は会社にどのように貢献するのか―2つのソーシャル・キャピタルの有効性
第8章 まとめ―企業内のソーシャル・キャピタル
著者等紹介
西村孝史[ニシムラタカシ]
東京都立大学大学院経営学研究科准教授。商学博士(一橋大学)。1999年立教大学経済学部経済学科卒業。2021年Henley Business School,University of Reading visiting scholar(~2022年3月)、現在に至る。専門分野:人的資源管理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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