内容説明
地域おこしの代表的な成功例として知られている「富士宮やきそば」、吟醸酒ブームを巻き起こした「静岡酵母」、楽器販売のために音楽そのものを普及させた「ヤマハ音楽教室」、東海地震を想定した創造的な防災・減災対策など、静岡県はイノベーションを生み出し続けている。静岡県の成功例を取り上げながら、地域活性化には何が必要かを解き明かす。
目次
ソーシャル・イノベーションと企業者活動
第1部 地域産業のイノベーション(緑茶と観光の融合によるイノベーション;楽器産業のソフト・イノベーション;酒造産業のイノベーション)
第2部 サードセクターとソーシャル・ビジネスによるイノベーション(サードセクターの現状と課題;ソーシャル・ビジネスのマネジメント;ソーシャル・メディアを活用したイベント振興の可能性)
第3部 防災・災害とイノベーション(東海地震を想定した企業の事業継続力の向上;ソーシャル・ネットワークに見る東日本大震災と静岡;防災・災害対応のイノベーション)
著者等紹介
尹大栄[ユンテイヨン]
静岡県立大学経営情報学部准教授。神戸大学大学院経営研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。専門分野は経営戦略論、国際経営論、産業クラスター論
奥村昭博[オクムラアキヒロ]
静岡県立大学経営情報学部教授。慶應義塾大学大学院商学研究科博士後期課程修了、慶應義塾大学大学院経営管理研究科名誉教授。専門分野は経営戦略論、経営組織論、イノベーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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