出版社内容情報
大企業だけでなく、中小企業の海外進出が進む一方で、国際税務の大きな改正が相次いでいる。本書は、課税リスクの管理のために、複雑な国際税務の諸制度を整理・解説する。
内容説明
国際税務の世界では大きな改正が相次ぎ、また今日、大企業だけでなく、中小企業の海外進出も進んでいる。しかしながら、税務リスクを適切に管理し、税務調査対策をとっている企業は少なく、課税されるケースも多いといわれている。本書では、複雑な国際税務の大枠をつかんで体系的に理解できるように、図表を用いてQ&A形式でわかりやすく解説する。
目次
第1章 外国税額控除
第2章 外国子会社配当益金不算入制度
第3章 外国子会社合算税制
第4章 子会社配当及び子会社株式譲渡を組み合わせた租税回避への対応措置
第5章 移転価格税制
第6章 過少資本税制
第7章 過大支払利子税制
第8章 外貨建取引
第9章 令和5年度税制改正
著者等紹介
川瀬裕太[カワセユウタ]
税理士。太陽グラントソントン税理士法人ディレクター。京都大学大学院経営管理教育部卒業。大手税理士法人勤務を経て、2015年7月より現職。日系企業、外資系企業への申告書作成業務やM&A、グループ企業内再編案件の税務アドバイザリー業務、海外進出企業の税務アドバイザリー業務に従事。オーナー系企業の事業承継対策、納税資金対策や自社株対策を中心としたコンサルティング業務も行うなど幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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