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内容説明
関係性からの再構築。40年以上前の概念拡張論争から問い直す。あのとき、一体どういう未来が見いだされていたのか。顧客概念の刷新にまで迫る、マーケティング研究のまったく新しい可能性。
目次
第1部 関係性概念の意義(公共・非営利組織のマーケティングと関係性概念;地域観光組織をめぐる関係性:下関観光コンベンション協会にみる目的地マーケティングの実践;関係性から捉える商店街と商業論の可能性:長田神社前商店街におけるポイントカード事業の展開;コミュニティが可能にする教育:NPO法人シブヤ大学にみる関係性の構築)
第2部 公共・非営利性の定義可能性(デ・マーケティングの逆説と非営利性の営利性;実践の中に見いだされる非営利性と営利性:山梨のワインツーリズムにおける地域の魅力の再構成プロセス;関係性を分離・結合する通貨の可能性:アトム通貨の仕組みと広がり;まちづくりを可能にする小売業の外部性:元町商店街(協同組合元町SS会)の歴史的考察)
第3部 顧客概念の再構築(関係性概念の徹底と顧客概念の相対化;保育の質をめぐる顧客概念の再検討とパートナー志向:あけぼの保育園における関係性の構築;行政組織のマーケティングとマーケティング言説:八王子市産業政策課における関係性の構築;ミッションとマーケティング:アトリエ インカーブにおけるミッションの不変性と可変性)
著者等紹介
水越康介[ミズコシコウスケ]
首都大学東京大学院社会科学研究科准教授。2000年神戸大学経営学部卒業。2005年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了・博士(商学)
藤田健[フジタタケシ]
山口大学経済学部准教授。1995年大阪経済大学経営学部卒業。1998年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程中退・修士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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