出版社内容情報
地方創生の「型」とは? 7人の識者が紡ぎ出す、地方創生の新たなスタンダード。Well-Beingとソーシャルベンチャーを主役に据えた地方創生の新たな指南書。
目次
第1章 先駆者会議(第1回 香川県三豊市 古田秘馬氏のケース UDON HOUSE からUrashima Villegeへ―観光客が5年間で100倍に;第2回 島根県海士町 竹本吉輝氏のケース 島前高校からはじまる起死回生の物語―公助から共助へ。そして半官半Xへ;第3回 民泊を制度化する 上山康博氏のケース 市場創造型の業界団体はどうやったら作れるのか―政と官を信じて動く、ロビー活動の極意 ほか)
第2章 地方創生先駆者モデル(目的意識をしっかり持つ;準備を整える(暖気ステージ)
最初に鍵となる事業を絞り込む(本格化ステージ) ほか)
第3章 先駆者インタビュー(地域を見る目の「解像度」を高め、次のステージへ 古田秘馬氏;固有名から機能へ、地方創生の構成要素を探る 竹本吉輝氏;外国メディアの威も借りて「儲かる地域」に 上山康博氏 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ投資大学
1
少子高齢化の日本で、地方創生は社会を存続させるために避けて通れないテーマだ。若者は仕事を求めて都会に移住し、地方は人口減少と過疎化に直面している。地方に若者に魅力を感じてもらえる強みを生み出し、持続的に活性化させるための取り組みが掲載されている。2023/11/18
momoi1523
0
実際に地方で活動をしていた先駆者たちのリアリティのある内容が語られている。概念だけでなく、実績ベースだからわかりやすい2024/03/17
たごさく
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現場で起きていることがよくわかる良書。人間関係の紡ぎ方に着目しているのは面白い。若者がどうすれば地方創生に面白がって取り組み続けることが出来るのか、ヒントがたくさん詰まっている。ただし、このモデルをやりきるには、これを理解して地域を支援できる人材をたくさん育てることが必須。それが出来るのか。いずれにせよ避けて通れない課題か。2023/11/25