出版社内容情報
電子契約をめぐる最新の法改正をフォロー。実体法・訴訟法の知識、技術的基盤、システムの導入プロセスと導入上の留意点、電子契約の未来についてまで言及する。
内容説明
新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けて、いわゆる「ハンコ出社」をなくそうという動きが加速し、電子契約が「流行りもの」から「定番」に移行しました。しかし、定番だから誰もが使っているかというとそうではなく、社内の契約はほとんどがいまだ紙で実施している企業も多いようです。本書では、電子契約実務について改めて整理し、その基礎知識から最新トレンドまでを解説します。電子契約を理解するのに必要な範囲での実体法・訴訟法の知識、電子契約を支える技術的基盤、電子契約の導入プロセスと導入上の留意点、電子契約の未来についてまでカバーします。
目次
第1章 電子契約とは何者?
第2章 電子契約って有効なの?―実体法上の基礎知識
第3章 電子契約は裁判で証明できるのか?―訴訟法上の基礎知識
第4章 電子契約を支える技術的基盤
第5章 電子契約は何を解決するサービスなのか?
第6章 電子契約導入の5ステップと社内の説得手法
第7章 電子契約導入にあたってよくある質問
第8章 電子契約の未来
著者等紹介
鬼頭政人[キトウマサト]
freeeサイン株式会社代表取締役。弁護士。東京大学法学部卒業後、司法試験合格。都内法律事務所勤務、投資ファンド勤務を経て、株式会社サイドビジット(現:freeeサイン株式会社)を設立。電子契約・契約管理サービス「NINJA SIGN(現:freeeサイン)」を2019年12月より正式リリース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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