内容説明
いつから私たちは、こんな言い方をするようになったのか。「癒し」ブームの全体像を明らかにすることで、ことばとマーケティングの影響関係について考える。
目次
第1部 背景:「癒し」ブームとは何か
第2部 理論:「癒し」ブームをどのように捉えるのか
第3部 言説:「癒し」ブームはどのように語られてきたのか
第4部 行動:「癒し」をめぐる模倣はどのようにして起こったのか
第5部 意味:「癒し」はどのようにして世俗化したのか
第6部 解釈:なぜ「癒し」ブームが起こったのか
著者等紹介
松井剛[マツイタケシ]
1972年、北海道生まれ。1995年、一般大学商学部卒業。2000年、一橋大学商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)。同年、一橋大学商学研究科専任講師、2004年同助教授、2007年より同准教授。2007年8月から2009年3月までプリンストン大学社会学部客員フェロー(2007年から2008年にかけて安倍フェロー)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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