内容説明
あなたの会社は適正な評価がなされていますか?企業価値評価改善→時価総額増加→有利な資金調達・M&A→新成長戦略へ!具体的には?…その対応方法を理論的に・実践的に紹介。
目次
第1部 機関投資家と企業価値評価(企業価値評価をめぐる諸問題―定義・評価方法・M&A・対話;企業価値評価向上のための財務戦略マップ―IR戦略・資本効率・株主還元;企業価値評価向上を企図した事例―機関投資家の視座から;企業価値評価の最大化のために―具体的な4つの提言)
第2部 個人投資家と企業価値評価(企業価値評価をめぐる諸問題―株主総会・説明会・アナリスト;企業価値評価改善を左右する金融とITのリテラシー;企業価値評価改善を企画する試み―個人投資家の新しい視座から;企業価値評価改善のために―具体的な7つの提言)
著者等紹介
近藤一仁[コンドウカズヒト]
宝印刷株式会社常務執行役員、日本IPO実務検定協会試験委員(IR)
柳良平[ヤナギリョウヘイ]
米国公認管理会計士、米国公認財務管理士。エーザイ株式会社執行役員IR部部長、早稲田大学大学院兼任講師。公職として東証ディスクロージャー部会委員、経産省企業報告研究会委員他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Naota_t
1
★3.2 著者は、柳良平氏(米国公認会計士、エーザイIR部部長)と、近藤一仁氏(宝印刷常務執行役員)。読む前は柳氏の実務に即した内容に期待していたのだが、かなり専門的な内容でハードルが高かった。確かに自社にファイナンス理論を議論できる人材がいるのはベストだが、どれくらいのアナリストがそこまで期待しているのかな…。近藤氏の内容の方が実務に即しており、参考になった。”読まれる召集通知”はエーザイが発端だったのは初めて知った。また、社員・従業員向けIRの項を読んでいて、いくつか実行したい案も浮かびました。2021/02/11