内容説明
経営判断の軸となる「考え方」を学ぶ。ビジネス・スクール人気講義のエッセンスを集約。
目次
第1章 金融とは何か
第2章 株式会社とその資金調達
第3章 不確実性を理解する
第4章 投資家行動と資本市場
第5章 DCF法とEVA最大化問題
第6章 MM命題と最適資本構成
第7章 時間的不整合の問題と契約の役割
第8章 オプション理論
第9章 危機企業の金融問題
著者等紹介
岩村充[イワムラミツル]
1950年東京都に生まれる。1974年4月日本銀行に入る。ニューヨーク駐在、金融研究所などを経て1998年1月より早稲田大学教授。東京大学経済学部卒業。早稲田大学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K.T
8
大枚叩いて買ったけど、期待していたような内容には程遠く。やっぱりこういう本はamazonで買うんじゃ無くって、本屋さんで手に取って買わないといかんね。コーポレートファイナンスの手法について一通り以上の記載があるけど、その説明がかなり学術的で、実務家より経済学の専門家を目指す学生に対して書かれたような内容。今の自分が求めている物では全く無かった。WACCの算出、ひいてはCAPMの算出はマストであり、そこから定期的に企業価値を計算する事が大事なのかな。「道具としてのファイナンス」を再読しよう。★☆☆☆☆2016/08/15
中年親爺
0
企業価値を最大値に引き上げることの意義を考える。その手法について語ってはいない。2016/07/03
okzb
0
コーポレートファイナンスの教科書に出てくるテーマが異なる角度から説明されており非常に勉強になった。2015/07/31