出版社内容情報
様々な学問領域で、あるいはそれらを跨ぐ形で展開されてきた日本の人事労務研究を振り返り、その成果を踏まえて将来の研究のあり方を展望。日本労務学会50周年記念の集大成。
内容説明
日本労務学会設立50周年プロジェクト。日本の研究者たちは、人事労務をどう考えてきたのか。今後、なにを考えるべきなのか。精緻な回顧にもとづく展望の書!
目次
第1部 日本の人事労務研究のこれからを展望する(最近の人事労務研究における「管理」と「労務」;働く当事者からみた人事労務管理;Society5.0:新たな社会契約に向けて?)
第2部 日本における人事労務研究の50年を振り返る(人事労務研究にあらわれた市場と組織の理解:経済学の観点から;社会の中の企業・生活の中の労働:社会学の観点から;個人から捉えた人事労務研究:心理学の観点から;人事労務の定義・対象・手法の移り変わりを研究者はどう捉えてきたか:経営学の観点から;調査は人事労務研究をいかに更新してきたのか:労働・職場調査の観点から)
第3部 人事労務研究と日本労務学会(人事労務研究の何がどう論じられてきたのか:大会統一論題テーマの変遷;創設期の人物像やその後のいくつかの展開)