内容説明
本書は、工場内のさまざまな活動が結果的に工場業績にどのように影響してくるのかを理解し、管理実務に活かすことができるようにするために、実践的な原価計算、原価管理や利益管理の理論を体系的に学習し、社内共通の評価基準を設定して業績管理を行えるように導きます。
目次
第1章 工場業績はなぜわかりにくいのか(原価計算を理解する)
第2章 工場業績を段階的に把握しよう(工場業績の見える化)
第3章 原価差額を管理しよう(原価の見える化)
第4章 製造工程(WC)の業績を管理しよう(製造工程業績の見える化)
第5章 プロダクトミックスによる収益改善(製品別貢献利益の見える化)
第6章 製造設備の投資判断をしよう(投資効果の見える化)
第7章 過剰在庫を減らす生産管理をしよう(適正在庫の見える化)
ケーススタディ工場業績管理
著者等紹介
相場俊夫[アイバトシオ]
公認会計士。仰星マネジメントコンサルティング(株)ビジネスパートナー。相場公認会計士事務所所長。東京国際会計事務所パートナー。慶應義塾大学商学部卒業。監査法人中央会計事務所、PWCコンサルティングを経て独立。コンサルティング業務に従事。「業績の見える化による実効性のある管理」をテーマにした管理会計、生産管理、原価計算、人事制度、業績評価、組織管理などのマネジメント業務に関するコンサルティングを専門領域としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うってがえし
1
ひっさしぶりに本読んだが仕事がらみの本。うーん。もうちょっと実務バリバリの話を期待してたのだけれど、200Pちょっとのボリュームだとなかなか突っ込んだ話にするのは難しいのかな・・・典型的な加工組立型の製造業といっても労働集約的なものから職人技とかロボット中心とかいろいろたぶん原価管理の要点って違うと思うのだけれど、結局は自分の頭で考えなさいな、というのが結論なのだろうな。きっとこの領域は。。。。2016/02/10
おのきち
0
工場業績はなぜわかりにくいのか? 製造業の経営者と工場経理担当者や工場長などの工場業績、在庫や製品原価に関する議論のピントのズレの原因は何か?という視点で 経理の人間が経理以外の方へ説明する前提で記載されている点が良かった。内容的には、実際に原価計算の実務を経験しているとピンと来る内容があり、読んでみて良かったと思う内容。2014/12/25
森岡憲一
0
初学者よりも工業簿記を勉強した人、ある程度原価計算の実務を経験した人向け。良い内容ではあるけど、もっとわかりやすくできるのでは?って気もします。2013/08/18
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- 和書
- 分子精神医学 〈5-2〉