出版社内容情報
初学者のために、信託の成り立ち・仕組みから説き起こし、法規制について解説を行う基本書。著者の実務経験を基礎に、豊富な図表を用いて、複雑な信託法を明快に解説する。
内容説明
近年、わが国でも幅広く活用されるようになってきた信託制度について、「第1部 信託法の基本」では、事例を活用した平易な解説で、信託法の制度解説を行う。「第2部 信託の社会的役割」では、「金融市場」「資産運用」「資産流動化」「不動産」「役員報酬」「資産承継」といった場面ごとに、信託がどのように活用され、その役割を果たしているかを実務的視点も踏まえて詳説している。全編にわたり豊富な図表・関係図を用いつつ記述されており、大学法学部におけるテキストでありながら、実務家にも、知識の整理に有用な一冊となっている。
目次
第1部 信託法の基本(信託の成り立ちと信託法;信託の当事者;信託の設定;信託財産;信託の変更・併合・分割 ほか)
第2部 信託の社会的役割(様々な信託の仕組み;金融市場と信託;資産運用と信託;資産流動化と信託;不動産と信託 ほか)
著者等紹介
坂東洋行[バンドウヒロユキ]
1967年福井県生まれ。2014年早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程修了(博士(法学))。現在、名古屋学院大学法学部教授、早稲田大学比較法研究所招聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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