出版社内容情報
(本書の特徴)
・海事・物流・貿易分野で多くの経験を積んだ弁護士が著者
・海事・物流・貿易に関わる企業のための法務や危機管理を幅広く解説したもので、類書はない。
・法理論のみならず実務的視点も解説
・想定している読者は、船主、傭船者、船舶管理会社、フォワーダー、物流会社、荷主、商社、貿易会社、造船所、P&I Club、損害保険会社、ブローカー、銀行、リース会社、サーベイヤーなどで幅広い
・海運のみならず陸運や航空運送も想定
・内航と外航の両方を想定
・傭船契約の章では英国法と日本法を比較して論じている
・最近の英国判例にも触れている
・最近の事例・話題(スエズ運河座礁事故、モーリシャス油濁事故、北海道遊覧船事故、自動運航船、船員法改正)も取り上げている
(目次)
第1章 民法・商法の基礎
第2章 紛争解決と債権回収の実務
第3章 契約実務
第4章 国際取引の特殊性
第5章 リスクマネジメント・コンプライアンス・行政規制
第6章 運送業一般(陸運・海運・航空運送の共通部分)
第7章 物流に関するその他事業(運送取扱人、仲立業、代理店、倉庫業)
第8章 海上物品運送契約
第9章 船荷証券と海上運送状
第10章 傭船契約を学ぶ前に
第11章 定期傭船契約
第12章 航海傭船契約
第13章 海難事故(最近の事例・問題を参考に)
内容説明
海事・物流・貿易といった分野は極めて重要なインフラであり、これに支障が生じると社会・経済に広く影響を及ぼすことがある。そのため、この分野の法務と危機管理に習熟することは企業にとって有益であり、必須であろう。本書では業界特有の運送契約、傭船契約、海難事故対応のみならず、海事・物流・貿易に関する民商法の知識、紛争解決や債権回収の実務、契約・交渉実務などの基礎テーマも幅広く扱っている。
目次
民法・商法の基礎
紛争解決と債権回収の実務
契約実務
国際取引の特殊性
リスクマネジメント・コンプライアンス・行政規制
運送業一般 陸運・海運・航空運送の共通部分
物流に関するその他事業 運送取扱人、仲立業、代理店、倉庫業
海上物品運送契約
船荷証券と海上運送状
傭船契約を学ぶ前に
定期傭船契約
航海傭船契約
海難事故―最近の事例・問題を参考に
著者等紹介
大口裕司[オオクチユウジ]
弁護士・海事補佐人。慶應義塾大学大学院法務研究科修了(法務博士)、英国サウサンプトン大学ロースクール(海事法専攻)卒業(法学修士)。所属等:弁護士、日本海法学会会員、日本空法学会会員、日本海損精算人協会準会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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