出版社内容情報
新設会社の3分の1以上が選択する合同会社について、込み入った法律論点や、些細でも影響の大きい法律論点、それらを前提とする税務論点まで網羅した最も詳しい実務書。
内容説明
株式会社の文献と比べて圧倒的に数が少ない合同会社の文献では、やや込み入った法律上の論点や、実務上、必ずしも遭遇する頻度が高いとはいえないような詳細な、あるいは些細な、しかしながら事例によっては影響の大きい法律上の論点、それらの整理を前提とする税務上の論点については、ほとんど論じられていないのが実情である。本書では、そうした論点についてできる限り触れるように心がけている。本書が、設立登記ベースでも実務上の肌感覚でも、利用が増加している合同会社について、より広く、より深く実務に浸透する一助となれば幸いである。
目次
第1章 合同会社の歴史・概要
第2章 設立
第3章 社員・持分
第4章 社員の加入・退社
第5章 業務執行・機関
第6章 計算
第7章 組織再編・組織変更
第8章 解散・清算等
第9章 法人の目的別・法人選択の考え方と留意点
著者等紹介
安部慶彦[アベヨシヒコ]
森・濱田松本法律事務所。弁護士・税理士。2013年早稲田大学法学部卒業。2023年税理士登録・中小企業診断士登録。「デラウェア州法におけるLPSの法人性に関する一考察」税研31巻4号(2015年)(第38回日税研究賞入選)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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