出版社内容情報
諸外国に比べて特殊といわれる日本の非営利法人課税制度について、理論・制度・実務の3つの観点から現状を総合的・体系的に分析して問題点を明らかにし、あるべき姿を提示。
内容説明
本書は、諸外国に比べて特殊な形態を有していると評される非営利法人に係る課税制度(非営利法人税制)について、理論面、制度面、実務面の3つの観点から、その現状を総合的・体系的に分析して問題点を明らかにするとともに、非営利法人税制のあり得べき姿を提示しようとするものである。
目次
第1部 わが国の非営利法人の会計および課税制度の現状(非営利法人の制度;非営利法人の会計制度;非営利法人の開示・監査制度;非営利法人の課税制度)
第2部 非営利法人制度の税務論点(非営利法人における原則非課税制度のゆらぎ;非営利法人税制の複雑化と一般社団法人等課税;みなし寄附金;非営利法人への寄附金 ほか)
第3部 諸外国における非営利法人の会計および課税制度(米国の非営利法人会計制度;米国の非営利法人課税制度;英国の非営利法人会計制度;英国の非営利法人課税制度)
著者等紹介
尾上選哉[オノエエリヤ]
日本大学経済学部教授。青山学院大学大学院経営学研究科博士後期課程標準修業年限修了。福山大学専任講師、吉備国際大学講師・准教授、大原大学院大学准教授・教授を経て現職。2017年より公益法人会計検定試験委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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