内容説明
本書は、外貨建取引に関する会計処理、国際取引に関する税務上の規制、貿易取引の仕組みを主なテーマとして、それぞれに関する基本的な事項および実務上の留意事項を解説しています。平成２２年の初版刊行後、国際税務においては、移転価格税制やタックスヘイブン税制の改正、過大支払利子税制の創設等の重要改正が、また会計においては企業結合会計基準等の改正などが行われていますが、第２版では、これらの改正を盛り込んでいます。また、会計処理の解説の他、ＩＦＲＳ（国際財務報告基準）との相違・留意点や、実務上の論点を解説したＱ＆Ａ、基本用語をまとめたミニ用語事典も備え、経理実務を強力にサポートします。
目次
第１部 外貨建・国際取引の会計と税務、貿易取引の知識（貿易取引の基礎知識；輸出入取引の経理 ほか）
第２部 ＩＦＲＳと外貨建取引の会計（日本基準とＩＦＲＳの関連する基準の列挙；類似点および主要な差異 ほか）
第３部 外貨建・国際取引の会計・税務Ｑ＆Ａ（会計；税務）
第４部 ミニ用語事典
