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内容説明
患者への一連のサービスの質・安全性・収支(採算)・在院日数等を同時考慮して費用対成果としての価値を作り込んでいく活動、原価企画が医療サービスを変える。患者にとって最大限の価値を生み出す医療経営のあり方。
目次
アメリカ医療界における診療プロトコルマネジメントの登場と進展―日本医療界のモデル
日本医療界における診療プロトコルマネジメントの展開とその特質
DPC対象病院における医療サービス価値企画の現状と課題―インタビュー調査に基づく定性的実態把握
済生会熊本病院における診療プロトコル開発活動の展開―医療サービス価値企画の先進事例
医療サービス価値企画へのDPC別包括払い制度と病院特性の影響―アンケート調査に基づく定量的評価
DPC対象病院における診療プロトコル価値企画の実践と認識―アンケート調査に基づく定量的実態把握
医療サービス価値企画の病院業績への効果―費用対成果としての価値の向上
管理会計による診療プロトコル価値企画の本格化
医療サービス価値企画を支える組織的仕組みとツールの現状
本格的な医療サービス価値企画を支える原価計算の現状と普及への示唆
医療サービス価値企画に際する価値連鎖考慮範囲拡大への兆候と示唆
医療サービス価値企画の今後の課題
著者等紹介
荒井耕[アライコウ]
一橋大学大学院商学研究科准教授。1971年東京都生まれ。1994年一橋大学商学部卒業。2001年富士総合研究所勤務、一橋大学大学院商学研究科修士課程を経て、一橋大学大学院商学研究科博士課程修了博士(商学)取得。大阪市立大学大学院経営学研究科専任講師、助教授、准教授を経て、2008年一橋大学大学院商学研究科准教授。専門分野は管理会計、原価計算、医療管理会計、公会計(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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