内容説明
本書は、銀行会計に初めて携わる方でも、銀行業の会計の特徴的なトピックが鳥瞰できるよう、主要な論点をQ&A形式で整理しています。また、銀行の会計や経営に密接に関係する自己資本比率規制や、銀行業の会計に影響を及ぼすことが想定される国際財務報告基準(IFRS)についても触れています。この第2版では、2019年12月に廃止された「金融検査マニュアル」について、廃止後の自己査定や償却・引当実務をフォローするとともに、2021年4月より適用が開始された時価算定会計基準の取扱い等についても解説しています。
目次
第1章 銀行業とは
第2章 会計の特徴
第3章 銀行業に特有の個別論点
第4章 自己資本比率規制
第5章 IFRSの概要
第6章 財務諸表の分析