出版社内容情報
人事・賃金制度改革の本質は、能力・役割・成果主義(日本型成果主義)人事制度の構築が不可欠であり、さらに重要なことは、その運用であることを詳しく解説する。
内容説明
成果主義というと、主に成果主義賃金のことと思う人が多いが、成果主義にも優しい人事・賃金、厳しい人事・賃金など、いろいろな種類と体系の作り方がある。どの人事・賃金を選択するかは組織の成熟度による運用次第で変わる。今、話題のジョブ型雇用・賃金も成果主義の表現の仕方の違いにすぎない。本書では、人事・賃金制度改革の本質は、能力・役割・成果主義(日本型成果主義)人事制度の構築が不可欠であること、さらに重要なことは、その運用であることを詳しく解説する。
目次
第1章 働き方新時代の人事と賃金のあり方(人事・賃金制度のベストな選択;成功する能力・役割・成果主義人事制度の導入の仕方 ほか)
第2章 能力・役割・成果主義賃金制度の総点検(賃金体系の選択;これからの管理職、専門職、専任職の賃金のあり方 ほか)
第3章 採用から退職まで、新・人事制度の実務運用(新卒採用と中途採用;パートタイマーの採用と賃金)
第4章 人材育成論とその実際(経営理念から探る期待する人材像;人材育成の実際)
第5章 人事・賃金制度改革の成功の鍵(環境変化に適応した人事戦略;人事制度改革を成功に導くために)
著者等紹介
齋藤清一[サイトウセイイチ]
最終学歴:埼玉大学大学院、経済科学研究科、経済科学、博士後期過程修了。博士(経済学)。民間製薬会社に入社、人事課長歴任、産労総合研究所(日本賃金研究センター主任アドバイザー)、敬愛大学経済学部講師、東京医科歯科大学大学院非常勤講師、立命館大学客員教授、同大学医療経営研究センター副センター長、滋慶医療科学大学院大学客員教授を歴任。現在、人事賃金管理センター代表取締役、日本病院人事開発研究所代表幹事、立命館大学上席研究員、平安女学院大学、おもてなし学会理事、名南経営コンサルティング特別顧問、ほか。所属学会、日本経営倫理学会、日本労務学会、日本おもてなし学会理事、ほかに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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