内容説明
管理会計実践の変化を読み解く。組織ライフサイクルステージ(成長期・成熟期・再生期・衰退期)間の異同と、日本的管理会計(原価企画と業績管理)の変化に焦点を当てて実証的に解明!
目次
序章 日本的管理会計の変容の解明に向けて
第1部 実態調査編(日本企業の管理会計利用実態:2008年から2018年の実態調査研究の文献サーベイを中心として;日本企業における管理会計の実態調査:東証・名証一部上場企業;日本企業における管理会計の実態調査:その他の上場企業)
第2部 実証研究編(管理会計研究のための組織ライフサイクルモデル:提示と実証的検討;日本企業におけるコストマネジメントの変化と変容:原価企画に関する5年毎3回の実態調査データに基づく分析と考察;日本企業における業績管理の変化と変容:5年毎3回の実態調査データに基づく分析と考察)
終章 結論と実務家へのメッセージ
付録 日本企業(製造業)における管理会計の実態調査(質問票)
著者等紹介
吉田栄介[ヨシダエイスケ]
慶應義塾大学商学部教授。2000年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了、博士(経営学)。2017年~2018年公認会計士試験委員、日本原価計算研究学会『経営会計レビュー』創刊編集長、実践経営会計塾主宰。主要業績として、『持続的競争優位をもたらす原価企画能力』(2003年、日本会計研究学会太田・黒澤賞、日本原価計算研究学会賞)など、受賞歴、著書・論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。