内容説明
本書では地方におけるさまざまな施策、取組みをとり上げ、その効果がどのようなものであったのかを検証している。その検証の方法は定量的な分析が主になるもの、取組みのプロセスを丹念に時系列的におって検証するもの、筆者が当事者として行ってきた取組みを解読していくもの、とさまざまである。
目次
第1章 地域通貨さるぼぼコインの経済効果分析(地域通貨の理論と歴史;さるぼぼコインの概要 ほか)
第2章 地域の情報づくりとマーケティング(対象地域の概要と課題;やまえ栗の概要 ほか)
第3章 大阪府における地域就労支援事業の展開過程―自治体間格差の分析(地域就労支援事業とは;方法 ほか)
第4章 ひとが育つ環境をととのえる―学びの環境づくりの実践から問うもの(研究の世界から、教育の世界へ;ゼロからのスタート ほか)
第5章 地方創生・地域共生社会の担い手としての大学生―栗田ゼミSmilocal活動の取組みから(大学生の置かれた現状;Smilocal活動の成立 ほか)
著者等紹介
栗田匡相[クリタキョウスケ]
関西学院大学経済学部教授。博士(経済学)。2006年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。国連大学世界開発経済研究所(UNU WIDER)客員研究員、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科助教を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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