出版社内容情報
バーゼルⅢの項目別トピックごとに、会計基準と金融規制の相互関係および金融規制上の会計情報の取扱いを、実務的な観点から詳解。それぞれの異なる目的の接点を解き明かす。
内容説明
その会計情報は金融規制上の数値に影響するのか、しないのか。バーゼル規制のトピックごとに徹底詳解。
目次
金融規制と会計基準の関係
第1部 会計基準が金融規制に影響を与える項目(レバレッジ比率規制と会計基準;規制上と会計上の連結範囲;規制上のCVA(MAR50)と会計上のCVA(IFRS第13号) ほか)
第2部 金融規制が会計基準に影響を与える項目(規制上の内部格付手法と会計上の予想損失モデル;会計上の公正価値と健全な評価ガイダンス(CAP50)
銀行勘定の金利リスクと会計基準 ほか)
第3部 会計基準と金融規制がおよそ独立している項目(資本の範囲に関する会計・規制差異;総損失吸収力(TLAC)と財務諸表
会計上・規制上の持分法 ほか)
著者等紹介
金子康則[カネコヤスノリ]
公認会計士、米国公認会計士(ニュー・ハンプシャー州)。1995年、青山監査法人PriceWaterhouse(現PwCあらた有限責任監査法人)入所。2007年より金融機関に勤務し、バーゼル規制/会計アドバイザリー・方針部門を担当。日本会計研究学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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