内容説明
景気の低迷、顧客ニーズの細分化、BSEなど社会問題への対応など、先行き不透明な状況の中で、情報を収集・蓄積するだけでなく、いかに活用できるかが業界の重要な課題となっている。各分野の専門家が現状を明らかにし、革新的な取り組み・分析方法を事例を織り込みながら解説。
目次
ITとフードサービス事業
第1部 フードサービス業務と情報マネジメント(フードサービス事業における意思決定情報と情報収集;フードサービス分野における情報活用の現状と課題;IT技術導入の先輩達に学ぶ ほか)
第2部 消費者行動視点および経営戦略視点による情報化戦略(消費者情報に基づく店舗間競合の把握と対応;外食チェーン企業における顧客満足調査の現状と課題―サービス・マーケティング理論の実務的展開をめざして;フードサービス企業の成長戦略と情報;フードサービス企業の競争戦略と情報)
第3部 情報化テクノロジー(顧客情報の収集と情報テクノロジーの今後;革新的情報テクノロジー活用事例―BSE等突発事象による来店顧客数増減のシミュレーションと顧客数減少防止法)
著者等紹介
上田隆穂[ウエダタカホ]
学習院大学経済学部教授
藤居譲太郎[フジイジョウタロウ]
株式会社藤居事務所代表取締役社長
田中伸英[タナカノブヒデ]
学習院大学経済学部教授
高橋郁夫[タカハシイクオ]
慶応義塾大学商学部教授
小野譲司[オノジョウジ]
明治学院大学経済学部助教授
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