内容説明
本書では急展開する情報・通信技術に裏づけられた高度情報社会にあって、技術者史観の立場からではなく、社会科学的立場や利用者的視座から、いわゆるエンドユーザの視点からの、「これからの日本的経営情報システムと情報化戦略のあり方」について、その提言を含め、実証的に取りまとめてみたものである。
目次
序章 企業の変容と情報システムの進化（企業環境の変化と情報システム；エンドユーザと進化型情報環境）
第１章 企業経営と情報システム（企業経営と情報；企業情報管理と情報システム；情報システムと企業モデル）
第２章 経営情報システムの変遷とシステム開発（経営情報システム概念の変遷；情報システムの類型；経営情報システムの開発方法論；経営情報システム学）
第３章 情報化戦略と情報システムパラダイム（問題解決型パラダイム―日本型情報システム；戦略型パラダイム―米国型情報システムパラダイム；オープンシステムパラダイム―オープン型情報システムパラダイム）
第４章 情報技術の新たな展開とこれからの日本的経営情報システム（情報技術の新たな展開と情報システム；戦略型情報システムの新たな展開と日本的情報システム化戦略；イントラネットと連携型情報システムパラダイム）
