内容説明
この本では、学校で教えてくれない『お金の遣い方』について、いろいろな世代の方にご理解いただけるよう、やさしく、ていねいに、プロに答えてもらいました。まだまだお教えしたいことはありますが、これだけでも、結構お腹一杯かもしれませんよ。
目次
「老後資金2,000万円問題」と「アリとキリギリス」
これだけは知っておきたい「会計」のはなし
給料はどこに消えた?
あれば安心、コツコツ貯金も必要です
お金を遣うコツ
借金のはなし
不動産のはなし
保険は不幸の宝くじ
教育とお金のはなし
投資のはなし
商売とお金のはなし
フリーランスの賢いはじめ方
老後資金はいくら必要?世帯別シミュレーション
著者等紹介
佐々木重徳[ササキシゲノリ]
資格、税理士、不動産鑑定士、宅地建物取引士、証券外務員。仕事、税金や不動産など、お金に関わる仕事や執筆活動。太田昭和アーンストアンドヤング株式会社(現EY税理士法人)。モルガン・スタンレー証券会社(現モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)。アジリティー・アセット・アドバイザーズ株式会社日系大手税理士法人(メガバンク出向経験あり)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
12
税理士の著者が社会人が関わるお金の使い方について記した本。最近の話題である老後資金や、フリーランスに関わるお金についてなども触れらている。対話形式でローンや給与、税金などの身近なお金を題材に具体例を挙げながら数字を示して解説されておりわかりやすい。損益計算書と賃借対照表は家計のイメージをつかむことにも役に立つ。家族構成別の収入の違いや借金、教育資金の話など、基本的に知っておいたほうが良いテーマが多く勉強になる。最近耳にするFIREの仕組みがざっくりであるが説明してあり、興味深い考え方であると感じた。2022/01/30
トモロー
2
良書。ただし、初心者向け。毒にも薬にもならないような中庸な表現ではなく、いらないものはいらないとバッサリ書いているところがいい。梟と猫の会話形式というのも読みやすい。この著者が1歩先のレベルまで踏み込んで書いた本があったらぜひ読んでみたい。2023/04/03
⭐︎治栄⭐︎
2
お金の使い方、保険、不動産、教育、老後資金など一般的な内容が網羅されていた。 週末セミナーにwebで参加したので、その内容と相まって勉強になった。 本書の内容から多くの方に関連のありそうなこととして、宝くじの話題で整理したい。宝くじの還元率は約45%である。つまり1万円を投資すると6500円をドブに捨てることになる。そのため宝くじは「愚か者に課せられた税金」と呼ばれているらしい。 一攫千金を夢見るのもロマンだと思うし、全体的には読者の考え方によってどんな選択肢もあるというお話だったと感じた。2022/11/28
hase45
2
★★★☆☆ 生活する上で必要となるさまざまな支出について考え方を示す一冊。2022/01/15
英
1
横書きの本はパラパラ読みしかできない病。無借金で不動産買って飲食経営はちょっとやってみたい。資産3000万以上でようやくアッパーマス層だそうです2023/04/13