内容説明
ファイナンス(Finance)という言葉は、「金融、財源、融資、会計」などと訳されており、多種多様な要素から構成されています。本書は、伝統的なファイナンス知識を中心に、これら多種多様な要素を網羅的に解説することを目的としています。
目次
ファイナンスをイメージするために
第1部 ファイナンスのための基礎知識(財務諸表を理解しよう;融資も投資もキャッシュ・フローがすべて;資金使途とは ほか)
第2部 ファイナンスの提案の仕方(負債での投融資(デット・ファイナンス)
資本での投融資(エクイティ・ファイナンス)
応用型のファイナンス ほか)
第3部 ファイナンスの後に対応すること(リスクの種類;投資後の対応;ファイナンス手法に応じたモニタリング)
著者等紹介
山下章太[ヤマシタショウタ]
公認会計士、税理士。神戸大学工学部卒業後、監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)、みずほ証券、東京スター銀行を経て独立。独立後は、評価会社、税理士法人、監査法人を設立し代表者に就任。その他、投資ファンド、証券会社、信託会社、学校法人などの役員を歴任し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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つる
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通勤時間などを使いながらおそらく3〜4ヶ月かけて読了。私はPEファンドで働き始めた金融業初心者なのだが、広く浅くファイナンスを理解するための最低限の財務諸表の理解から始まり、キャッシュフローやリターンの定義、デッドファイナンスやエクイティファイナンスの考え方など、広いが浅すぎず(金融業が長い人にとっては浅いのかもわからないが)全体感が理解できる良書だった。最初は読むのに苦戦したが転職して慣れるにつれ、先輩が言ってたのはこれか、と業務とも合わせて理解できたのが個人的にはよかった。2023/11/23
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