内容説明
日本とフランスの企業へのインタビュー調査をもとに、どのように人材を育成しているのか、どのように育成方法が異なり、その違いはどのように生まれているのかを明らかにする。ジョブ型雇用の推進など転換期を迎える日本企業の人材育成策の見直しに示唆を与える書。
目次
研究の背景と目的
第1編 日仏の企業内養成訓練の特徴(日本の企業内養成訓練;フランスの企業内養成訓練;企業内養成訓練の日仏比較)
第2編 日仏の人事管理の特徴(日本の人事管理;フランスの人事管理;人事管理の日仏比較)
第3編 結論(多能型人材育成策をとる日本と、専門職型人材育成策をとるフランス―本研究の成果と課題)
著者等紹介
関家ちさと[セキヤチサト]
2012年立教大学異文化コミュニケーション学部卒。学習院大学大学院経営学研究科経営学専攻博士後期課程修了。2018年博士(経営学)。2018年より独立行政法人労働政策研究・研修機構人材育成部門研究員。専門は企業内人材育成や人事管理、公共職業訓練政策の国際比較。2013年フランス国立労働経済社会研究所にて研究発表。2019年OECD(経済協力開発機構)雇用作業部会アドバイザー。2019年厚生労働省人材開発統括官「今後の人材開発政策の在り方に関する研究会」委員。2021年東京都「『職業能力評価制度』の活用による人材の育成・処遇改善に向けた意見交換会」コーディネーター。2021年内閣府「若者円卓会議」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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